好きじゃない仕事をしいる…仕事が向いていないと感じる…長時間労働や人間関係など、職場の労働環境に満足がいかない…
そんな不満や不安が積もり、仕事を辞めるべきか迷っているにも関わらず、答えを出せずに悩んでいませんか?
私がアメリカ留学に来る前も仕事を辞めるべきか迷っていました。悩んでいても前に進まなかったのである方法をとって向き合いました。今回は私の経験を元に、仕事を辞めるか続けるかに答えを出す方法をご紹介します。
Contents
Step 1. いつまでに決断するかを決める

仕事を辞めるべきか悩みはじめると何か大きなきっかけがない限りひたすらに悩み続けてしまうと思います。答えを出すためにはまずいつまでに決断するかを決めましょう。
例えば今週末や今月末、上司とのミーティングの予定があればそれまでに、などいつでも構いません。なるべく先延ばしにせず、ゆっくりと考える時間が取れる日程で締切日を決めましょう。
また週末にひとりでゆっくり考える時間を2,3日取ってみるのもいいと思います。たとえば今週末は予定を入れず2日間かけて決断を下すと決める。これは以降のStepを行うためにも良い考えだと思います。
Step 2. リラックスできる場所にこもる

仕事を辞めるべきかの決断の締切日を決められたら、それに合わせてもしくはそれまでに次からのStepを行うために時間を確保してください。1,2日あればいいと思います。
重要視してほしいのが時間を確保する「場所」です。できるだけ自分がリラックスでき、外部との連絡が遮断できるところにしてください。
自分の心の声と向き合うためには一番リラックスできる場所がベストです。たとえば、お気に入りのカフェ、ビーチ、好きなものを並べた空間とか。
またできるだけスマホをオフにしておく、通知を切っておくなどして、こもっている間に気を紛らわせないようにしてください。
Step 3. 理想の生活を書き出す

Step 3以降、ノートとペンが必要になりますので用意してください。
環境が整ったら用意したノートに理想の生活を書き出してください。思いつくものをなんでも書き出してOKです。これをすることによって理想的な生活と今がどれくらいかけ離れているのか、または理想的な生活に似ているもしくは送れる可能性があるかをなんとなくイメージすることができます。
ライフスタイルだけでなくこんなワークスタイルがいい、何歳までにこれをやってみたい!など、とにかく思いつくものを書いていきましょう。
理想の生活の例:
・海のそばの家で暮らしたい
・海外と関わる仕事がしたい
・通勤時間を少なくするために都心に住めるほどの給料を稼ぐ
・家族や恋人、友人とのプライベートな時間を充実させたい
Step 4. 仕事を辞めるメリットとデメリットを書く

こちらが最終ステップです。
ノートの中心に線をひきます。線を隔てて、仕事を辞めることで生じるメリットとデメリットをかきあげていきましょう。
仕事を辞めることのメリットの例:
・プライベートの時間が増える
・長い通勤時間がなくなる
・留学に行く時間ができる
・オファーをもらった転職先で年収アップ
・etc...
仕事をやめることのデメリットの例:
・年収が減る、もしくは一時的に無くなる
・また1から信頼関係を築く必要がある
・ちょうど仕事に慣れてきたところである
・転職がうまくいく保証がない
・etc...
仕事を辞めるメリットとデメリットを思いつくだけ書き上げて、メリットの方が多かったら仕事を辞める。デメリットの方が多かったら仕事を継続する。という結論になります。
第一に、内容ではなく個数だけで判断してください。
もし同数の場合は仕事を辞めない判断をしましょう。
ここで内容や改善ができる点を考えても良いのですが、それをするとまたズルズルと悩み、結局決断を下すことができずに終わる可能性があります。
締切を決め、客観的に判断する

締切日を決めることでズルズル悩むことがなくなりますし、頭の中のアイデアを書き出しその量で判断すれば、自分がその決断を下した理由を明確にすることができます。
今回ご紹介した方法は一個人的な方法ですので何かしらの専門的な分野から効果があるということは保証できません。もし今回の方法に沿って「仕事を辞める」という結果になったけれど、結果を受けて「まだ頑張ってみたい!」「辞めるのはやっぱり嫌だ」と思ったのならその気持を優先させるべきだと思います。
実際に私はこの方法をとり、仕事を辞め留学をする決意をしました。私の場合は1週間程度の夏休みを利用して一人でクロアチア旅行に行きました。旅行中に進路決断を下すと決め、airbnbで小さな島の一室を取り、日程を確保し、好きな本を読みながらやりました。ちなみにこのとき読んでいた本はこちら。
仕事を辞める決断をすることは簡単ではありません。とはいえ悩み続けて結局チャンスを逃すという可能性もあります。仕事を辞めるかどうかで悩み続けているという方はぜひ参考にしてみてください。