グローバル化が進む今日。日本で過ごしていると日本語だけで生きていけますが、これからの時代を生き抜くためには英語をはじめとする外国語でのコミュニケーションが必須になっていくでしょう。社会人の方の中には、グローバル化に対応するべく留学を考えている方も多くいるでしょう。しかし中には「どんなプログラムがあるのかわからない」とか「どのプログラムが自分に合っているのかわからない」といった悩みを抱えている方も多くいらっしゃると思います。
そんな方のために今回は「 社会人におすすめの留学プログラム 」をご紹介します。
自分に合った留学プログラムを見つけて、留学準備をサクサク進めていきましょう!留学プログラムが決まったら留学サイトを決めていきましょう。留学サイトの決め方やおすすめの留学サイトについては別の記事で紹介していますので併せてご覧ください。
参考:【激選!】社会人におすすめの留学プログラム
海外インターンシップ・プログラム
1つ目の社会人におすすめの留学プログラムは海外インターンシップ・プログラムです。
✔こんな人におすすめ
- キャリアアップ、キャリアチェンジをしたい
- 海外で働いてみたい
- 英語を使って仕事をしたい
- 専門分野の仕事を本場で体得したい
- お金を稼ぎながら生活したい
- 学んだ英語やスキルを現場で発揮したい
キャリアアップやキャリアチェンジを希望する社会人にとって重要になるのが「実務経験」です。海外インターンシップ・プログラムでは自分が希望する業界や業種で実務経験を積むことができます。期間は3ヶ月程度の短期間から12~24ヶ月の長期間まで求人によって様々です。有給・無給も求人によって様々なのでご自身の予算や希望に沿ってインターン先を探しましょう。
また国や地域によっては特定の業界や業種に強いという特徴があります。例えばアメリカ・ロサンゼルスは「エンターテインメント業界」、アメリカ・ニューヨークは「金融業界」、オーストラリアは「ホテル・旅行業界」などです。また現段階で日本ではあまりメジャーではない仕事内容を希望する方にとっては、その仕事内容が海外では主流で、最先端の技術やアイデアを学べる機会にもなります。例えば「PR業界」「デジタルマーケティング」「ジャーナリズム」「システムエンジニア(IT技術)」など。ご自身の希望するキャリアによって場所を選択することをおすすめします。
さらに、インターンシップがきっかけで正規採用や日本支店での採用に繋がったりとキャリアに直接繋がる可能性も高くなります。
✔海外インターンシップ・プログラムに参加する方法
- 留学サイトの海外インターンシップ・プログラムに申し込む
- 海外インターンシップ求人を扱う人材会社経由で申し込む
- 海外大学のインターンシップカリキュラムを選択する
- インターンシップ求人募集に直接応募する
海外インターンシップ・プログラムに参加するには、留学サイトの海外インターンシップ・プログラムに申し込んだり、海外インターンシップの求人を扱う人材会社を経由して申し込む方法があります。社会人におすすめの留学サイトはこちらをご覧ください。
他にもIndeedやLinked inを活用して求人に直接応募したり、単位取得のためのインターンシップを大学のカリキュラムに追加する方法もあります(無給)。注意点として日本に住んでいる方はインターンシップとして働くためのビザを取得する必要があるので、ビザの取得についての情報を集めることが必要です。
👀Gina的ポイント
キャリアチェンジを目標にしていた私は海外インターンシップを最も重要視していました。転職活動においては職務経験が重要視されるからです。職務経験に関してはアメリカでも重要視されます。無給のインターンシップでも職務経験を問われることもあります。キャリアチェンジを希望する社会人の方にとっては大変おすすめのプログラムです。
専門留学
2つめの社会人におすすめの留学プログラムは専門留学です。
✔こんな人におすすめ
- キャリアを積みたい専門分野が決まっている
- 専門分野での業務経験を積みたい
- 専門の業界の本場で学びたい
- 第二外国語で専門用語を学びたい
専門留学はエアライン留学、ホテル留学、看護師留学、ダンス留学…など専門的な業界にフォーカスした留学プログラムです。専門用語を学ぶところから始まりインターンシップの就職サポートまで一貫して学び・経験ことができます。特定の業界にキャリアチェンジしたい方、現在専門分野で働いており将来国際的に働きたいと思っている方におすすめです。海外インターンシップ・プログラムと同様に、国や地域によって技術が発達しているところがあるので、そこを加味して留学先を決めると良いでしょう。
✔専門留学に参加する方法
- 留学サイトの専門留学プログラムに申し込む
留学サイトのプログラムは、初歩的な学習から就職サポートまで手厚くサポートしてくれます。一般的に語学学校や大学に留学に留学するのに比べて、専門留学はやや特殊なプログラムなので、プロのサポートを活用するのが良いと思います。
👀Gina的ポイント
これからの時代は「手に職」をつけることが大変重要になってきます。アメリカの場合は専門的に権威があればグリーンカード取得の近道にもなります。また「美容師」「寿司職人」といった専門的な経験者を募集している求人も数多くあります。専門的な知識と経験を身につけることは将来の仕事や環境を変える重要なファクターでしょう。
エクステンション・プログラム
3つ目の社会人におすすめの留学プログラムはエクステンション・プログラムです。
✔こんな人におすすめ
- 第二外国語でビジネスを学びたい
- キャリアアップのために専門知識の学びを深めたい
- 語学よりも実践に役立つ知識を学びたい
- 公式に認可された修了証を取得し、キャリアに箔をつけたい
エクステンション留学は聞き慣れない方も多いかもしれません。エクステンションとは生涯学習、またはオープンカレッジのことで、正規大学生以外の方でも専門的な大学の授業を受けることができるプログラムです。日本でも慶應大学や早稲田大学などでエクステンション授業が開催されており、ビジネスから文化まで様々な専門分野について学びを深めることができます。海外の大学でもエクステンションプログラムが開講されており、コースを修了するとDiploma(ディプロマ)という大学が発行する正規の修了証を受け取ることができます。そのためCertificate Programとも言われます。このディプロマは学歴に追加することができるので、転職活動や就職活動、社内での昇進に大変有利になります。
期間は大学によって様々で1クォーター(3ヶ月)で修了証を習得することもできるので、短期留学を希望する方におすすめです。
エクステンション・プログラムは「言語を学ぶ場所」ではなく「専門分野を学ぶ場所」です。そのため専門的な単語が必然的に身につきます。注意点としては言語力に不安があったり、全くあたらしい分野を学ぶ場合には、授業についていくのが難しいことがあります。不安な方はご自身のスキルと照らし合わせて語学学校と組み合わせたりすると良いでしょう。
✔エクステンション・プログラムに参加する方法
- 留学サイトでエクステンション・プログラムに申し込む
- ご自身で直接手続きをする
すでに留学先に住んでいる方や留学先の言語に自信のある方はご自身で直接手続きをすることができます。日本で留学準備を進めている方は、入学書類の他にビザの申請などもあるので留学サイトのプログラムに申し込むとスムーズに手続きができるでしょう。
👀Gina的ポイント
エクステンション・プログラムは社会人だけでなく大学生・大学院生も多く参加しています。自分の経歴に箔をつけたり、第二外国語で専門用語を学んだり、最先端の地で専門知識を学ぶために適切なプログラムだと思います。
MBA留学
4つめの社会人におすすめの留学プログラムはMBA留学です。
✔こんな人におすすめ
- 経営大学院のMaster Degreeを取得したい
- ビジネス、経営について大学院で深く学びたい
最後にMBA留学をご紹介します。MBAとは「Master of Business Administration」で経営大学院(ビジネススクール)のことです。修了すると経営学修士の学位が授与されます。MBA取得までにかかる年数は国によって変わりますが、1年もしくは2年です。MBAではマーケティング、アカウンティング、ファイナンスやEntrepreneur(起業家)などビジネスのすべての科目を広く学ぶことができます。ビジネススクールに入学するためには、2年以上などのある一定期間の実務経験や、定められたTOEFLまたはIELTSのスコアが必要になります。ある程度ビジネスの実務経験を積み、さらに専門性を高めたい、海外でビジネスをしたいという社会人の方にとっては最適です。
MBA留学には時間とお金がかかるというイメージがありますが、ビジネススクールは全世界にあり、フランスなどのヨーロッパの国では1年で卒業できるため留学費用を抑えることができます。
✔MBA留学に参加する方法
- 留学サイトでMBA留学プログラムに申し込む
- ご自身で直接手続きをする
ご自身でMBA留学の準備をすすめるには、ビザの関係や幅広い情報を得るためにも留学サイトを活用すると良いと思います。近年はMBA留学者も増えているため、経験者に話を聞いてご自身で直接手続きをすることも可能です。MBA留学には規定の条件が多数あるため、留学時期と照らし合わせながらしっかり準備を進めましょう。
自分の進路に照らし合わせて留学プログラムを決めよう
キャリアアップ?キャリアチェンジ?ビジネスを学びたい?専門的な分野が決まっている?など、ご自身の目標や立ち位置を確認して、最適なプログラムを選択しましょう!もちろん留学先で別のプログラムに挑戦することもできます。まずは留学プログラムを幅広く知って、イメージを広げていきましょう。